【息切れ、なんか疲れる】これってもしかしてシャーガス病かも・・・
- Albill
- 5月29日
- 読了時間: 6分
更新日:6月9日
皆さんは最近、以前に比べて妙に疲れや息切れを感じませんか。
それはもしかするとワクチンに入っていたとウワサされるトリパノソーマ寄生虫によるシャーガス病かもしれません。
シャーガス病とは
シャーガス病は、主に南アメリカの熱帯地域で発生する寄生虫感染症です。この病気は、トリパノソーマ・クルージという寄生虫によって引き起こされ、主に吸血性昆虫であるサシガメ(トリアトマ虫)を媒介にして感染します。
感染経路
シャーガス病の主な感染経路は以下の通りです。
昆虫媒介
感染したサシガメが人を刺し、その際に排泄物中の寄生虫が傷口や粘膜から体内に侵入します。
母子感染
感染した母親から胎児への垂直感染。
輸血・臓器移植
感染者の血液や臓器を介した伝播。
汚染食品の摂取
寄生虫に汚染された食品や飲料の摂取。
日本の患者数はどのくらいいるのか
筆者が調べたところ、ワクチン接種後に患者が増えたという統計は特に見つけることはできませんでした。そもそもワクチン接種以前にも患者数は推定3000人という公表でした。
なぜ推定なのかというと、シャーガス病患者があまり自覚症状がなく受診しないためといった感じでした。ですがワクチンにより感染してしまったという患者が今後増えてくるのではないでしょうか...。
信じるか信じないかはあなた次第です。
シャーガス病の症状
シャーガス病には急性期と慢性期があり、それぞれの症状は異なります。
急性期
発熱
シャーガス病の初期段階では、感染者は非特異的な症状を示すことがあります。その中で最も一般的な症状の一つが発熱です。発熱は、体が感染に対抗するための自然な反応であり、免疫システムが活発に活動していることを示します。
発熱の特徴
シャーガス病による発熱は、通常、感染後1〜2週間以内に現れます。主な特徴は以下の通りです:
持続時間: 発熱は数日から数週間続くことがあります。
熱の程度: 高熱になることもあれば、微熱程度のこともあります。
他の症状との関連: 発熱は通常、倦怠感、筋肉痛、リンパ節の腫れなど、他の全身症状とともに現れます。
治療と管理
発熱を含むシャーガス病の症状は、適切な治療によって管理されます。抗トリパノソーマ薬(ベンズニダゾールまたはニフルチモックス)が一般的に使用されます。これらの薬は、感染の急性期において最も効果的です。
自己管理方法
水分補給: 発熱時には十分な水分を摂取することが重要です。
休息: 体を休め、免疫システムが働きやすい環境を整えることが大切です。
医師の指導: 発熱が続く場合や他の症状が現れる場合は、医師の診察を受け、適切な治療を受けることが推奨されます。
疲労
シャーガス病に関連する疲労は、特に慢性期において重要な症状の一つです。この疲労感は、以下の要因によって引き起こされると考えられています。
免疫系の反応
体が持続的な感染と闘うため、免疫系が活発に働き続けることで、エネルギーの消耗が増加します。
心臓機能の低下
シャーガス病による心臓の問題は、血液の循環が悪化し、全身に十分な酸素と栄養が供給されにくくなるため、疲労感を引き起こします。
精神的ストレス
慢性疾患の管理や、将来への不安が精神的な疲労を助長することがあります。
体の腫れ
シャーガス病の急性期は感染後数週間から数ヶ月間続きます。多くの感染者は無症状であることが多いですが、一部の人々には様々な症状が現れます。その中で特に注目すべきなのが、体の腫れです。
急性期の体の腫れは、感染部位に最も近いリンパ節の腫れとして現れることが一般的です。この腫れは、体が寄生虫に対抗して免疫反応を起こしていることを示しています。以下に、急性期に見られる主な腫れの特徴を挙げます。
目の腫れ(ロマーニャ徴候): サシガメが顔の周辺、特に目の近くを刺した場合、眼瞼周囲の腫れが現れることがあります。これはシャーガス病の典型的な初期症状の一つです。
リンパ節の腫れ: 感染部位に近いリンパ節が腫れることがあります。これにより、患部が痛みを伴うことがあります。
急性期は通常数週間続き、時には症状が軽微で見過ごされることがあります。
慢性期
慢性期は急性期の後に発症し、数年から数十年にわたって持続することがあります。
心臓障害
心筋炎や心不全を引き起こすことがあります。
筆者もそれまで健康診断でE判定を受けたことはなかったのですが、ワクチンを打った年に初めて心電図でE判定になりました。
消化器障害
食道や大腸の拡張(巨大食道症、巨大結腸症)
神経系障害
稀に神経系にも影響を及ぼします。
シャーガス病診断と治療
診断
シャーガス病の診断は、血液検査によって行われます。急性期には寄生虫の検出が比較的容易ですが、慢性期には抗体検査が主に用いられます。
筆者が調べたところ、日本国内ではあまり患者数が見受けられないため、特定の病院や医療機関、大学等でしか検査は受けられない模様です。
調べたところ、どうやら九州の大学で検査が受けられるという情報を得たので近日コンタクトをとってみたいと思います。
シャーガス病の治療
シャーガス病の治療には、抗寄生虫薬であるベンズニダゾールやニフルチモックスが使用されます。急性期の治療は効果的ですが、慢性期では病状の進行を遅らせることが主な目的となります。
シャーガス病の日本での治療方法
日本ではシャーガス病は非常にまれな感染症ですが、感染した場合、以下の治療法が一般的に行われます。
1.抗寄生虫薬の投与
ベンズニダゾールとニフルチモックスが主に使用される薬剤です。
これらの薬は寄生虫を殺し、感染の進行を防ぐ効果があります。
2. 症状に応じた治療
心臓や消化器系に問題が発生することがあるため、それぞれの症状に応じた治療が行われます。
心臓の合併症がある場合は、ペースメーカーの装着や心不全の治療が必要になることがあります。
シャーガス病の治療にかかる費用
シャーガス病の治療にかかる費用は、使用する薬や必要な医療ケアにより異なります。
薬剤の費用
ベンズニダゾールやニフルチモックスは、比較的高価な薬剤であり、輸入品であることが多いため、薬剤費は高くなることが予想されます。
医療費
心臓の検査や合併症の治療など、専門的な医療が必要な場合、費用が増加する可能性があります。
シャーガス病の医療保険の利用
日本では、健康保険制度が整備されているため、保険に加入している場合、治療にかかる費用の一部をカバーすることが可能です。具体的な負担額は、保険の種類や治療内容によって異なりますので、医療機関での相談が必要です。
まとめ
シャーガス病は日本では非常にまれな病気ですが、海外渡航歴がある場合や感染の疑いがある場合は、早期の検査と適切な治療を受けることが重要です。医療機関での相談を通じて、最適な治療法を選択することが推奨されます。
ファイザーのワクチンを接種された方も是非医療機関を受診してみてください。
医療専門家と相談しながら、適切な管理策を講じることが健康維持に繋がります。
筆者も病院を受診してシャーガス病の検査をしたらまた記事を更新します。
渡航歴のない筆者がもし感染していたらワクチンによるものだということが証明されるのではないでしょうか?
乞うご期待です!!






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